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大学授業の自己改善を目的としたティーチング・ポートフォリオ活用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13780132
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関早稲田大学

研究代表者

三尾 忠男  早稲田大学, 教育学部, 助教授 (20219596)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード高等教育 / 授業評価 / 授業改善 / ティーチング・ポートフォリオ / カリキュラム改善 / 大学教員 / 大学授業 / 授業研究 / 授業分析 / 自己改善
研究概要

学生による大学授業の評価調査結果からから具体的な授業改善に結びつく情報を得る手段として、過去の調査データとの比較とTeac hing Portfolioを参照するという方法を検証した。
1研究室単位で運用可能なダウンサイズした教授・学習評価支援システムをもちいて、授業評価調査をマークシー卜で簡便に日常的に実施できるようになり、実際に200名規模の授業3クラスで実施、授業準備段階と実施とその評価を行った。
その結果、トピックごとの授業の満足度を推移データとして比較することで、次期の授業に向けて、教材改善と授業設計に効果的に生かせた。また、学期末の総括的授業評価調査(45項目)では、最終学期での授業について飛躍的に良い評価を受けた項目が多くあり、日常的な授業改善の試みが全体として、効果のあったものであることを実証した。
いずれも毎回の授業評価調査として実施するもので、授業期間終了時には、別途総括的評価も実施し、これらの関連をティーチング・ポートフォリオの資料として、授業内容・方法について、専門家に閲覧してもらい、評価を受けた。その結果、授業記録して有効な項目、内容を含んでおり、外部評価での資料として有効である。しかし、担当する全授業についてまとめることは、労力の面で非現実的である可能性もあることが指摘された。
以上の成果は、長崎大学(全教員向けFDシンポジウム)、横浜国立大学(工学院教員向へシンポジウム)で報告し、広く意見を求めることができた。

報告書

(2件)
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 三尾忠男: "大学授業における学生による援業評価とメディァ活用の効果"横浜国立大学工学部FD委員会第8回工学教育シンポジウム. 2-7 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 牧野智和, 三尾忠男: "学生側からの「大学生の学力」観構築に向けた一調査"日本教育工学会研究報告集. JETO2-6. 45-52 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 三尾忠男: "教科「情報」の教職科目「情報社会・情報倫理」の実践とその評価"PCカンファレンス予稿集. 98-99 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 吉田文, 三尾忠男: "FD(ファカルティ・ディベロップメント)で大学教育が変わる"文葉社. 185 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 三尾忠男: "学生による授業評価調査を用いた大学教員の授業自己改善支援システム"日本教育工学会第17回全国大会講演論文集. 681-682 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 三尾忠男, 大塚雄作, 山地弘起, 波多野和彦: "授業評価調査を糸口としたファカルティ・ディベロップメントの活動推進"日本教育工学会第17回全国大会講演論文集. 27-28 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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