研究課題/領域番号 |
13891005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
清水 賢一郎 北海道大学, 言語文化部, 助教授 (90262097)
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研究分担者 |
孫 安石 神奈川大学, 外国語学部, 講師 (30321954)
川島 真 北海道大学, 大学院・法学研究科, 助教授 (90301861)
貴志 俊彦 島根県立大学, 総合政策学部, 講師 (10259567)
榎本 泰子 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 講師 (00282509)
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研究期間 (年度) |
2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 国際研究者交流 / 中国 : 台湾 : 香港 : 韓国 : 日本 / ラジオ放送 / メディア / 近代史 / 社会史 |
研究概要 |
1.関連資料の所蔵状況に関する予備調査-国際共同研究の企画調査 東アジアにおけるラジオ放送史に関する一次資料を可能な限り系統的に収集するため、その予備調査として、各地の文書館・図書館等において史料の分布状況の調査を行った。 (1)米国調査 : カリフォルニア大学バークリー校、スタンフォード大学フーヴァー研究所、シカゴ大学、国立公文書館(NARA)カレッジパーク分館、コロンビア大学等。このうち特にNARAでは、OWI(戦時情報局)・FBIS(外国放送諜報局)等による極東放送傍受記録の全体像をつかむと同時に、OSS(戦略諜報局)によるメディア政策・情報工作の状況について調査することができた。 (2)中国・香港調査 : 上海市档案館、上海図書館、大連市図書館、青島市档案館、北京国家図書館、香港中文大学等においてラジオ放送関連史料の所蔵状況を調査した。 (3)台湾調査 : 中国国民党中央委員会党史委員会党史館、国史館、国家図書館、中央研究院、中国広播公司等において同様の調査を行った。 2.ワークショップの開催-国際共同研究体制の拡充発展の模索 (1)2001年10月に北海道大学にて公開ワークショップ「東アジア・メディア社会文化史研究の可能性」を実施し、研究協力者の報告をもとに議論を深めた。 (2)2001年11月に神奈川大学において国際ワークショップ「東アジア近代史とラジオ放送の誕生」を開催し、関連史料の分布状況、そこから見えてくる今後の研究の方向性・方法論等について、多様な角度から検討を加えた。会議の開催を通じて、関係する研究者とのネットワークの一層の拡充がはかられ、次年度以降の本格的調査に向けた方針策定、共同研究の継続と発展(萌芽研究への応募等)について有意義な議論が行われた。
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