研究課題/領域番号 |
14390001
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
田口 晃 北海道大学, 法学研究科, 教授 (30113583)
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研究分担者 |
鈴木 敏正 北海道大学, 教育学研究科, 教授 (70093648)
小島 廣光 北海道大学, 経済学研究科, 教授 (80093029)
東海林 邦彦 北海道大学, 法学研究科, 教授 (00004151)
本田 宏 北海学園大学, 法学部, 助教授 (60316239)
杉岡 直人 北星学園大学, 社会福祉学部, 教授 (10113573)
宮内 泰介 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50222328)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
12,700千円 (直接経費: 12,700千円)
2003年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
2002年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
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キーワード | NPO / NGO / ボランティア / 市民活動促進法 / NPO(非営利特定活動法人) / コミュニティービジネス / 地域通貨 / 高齢者福祉 / カリキュラム / NPO教科書 |
研究概要 |
2年間にわたり、研究会を重ね、幾つかの成果をあげた。個別の研究会・講演会としては大南進也氏(徳島県町づくりNPO)、J.Osbourn教授(連合王国)、J.Peng教授(カナダ)佐藤まき氏(JVC),高木晴光氏(北海道環境NPO)を招いて、各国の研究の現状や、具体的なNPOボランティア活動につき、新しい知見を得ることができた。 参加者それぞれの専門分野でのNPO/NGO/ボランティアに関する研究でも進展が見られた。田淵、小島の著書を筆頭に論文も力作ぞろいであった。当初の目的であるNPOの教科書の元になる論文は全員が完成するところまでは行かなかった。 カリキュラムに関しては樽見と畑山がそれぞれの大学で実験的に講議を試み、その成果を研究会で検討した。今回の成果報告には間に合わなかったが、今後も研究会をつづけ、複数のカリキュラム案を作り、例えば日本NPO学会で報告するなど公表したい。 予定していた国際学会参加は北京での開催が中止になったため取り止めた。そのかわりというわけではないが九月に札幌で開かれた「NPO全国フォーラム」には我々の研究会のメンバーの半数以上が研究者として加わり、支援した。全国の様々な分野とレベルの活動家と交流できたのは本研究会としても収穫であった。 年度末に、いわば締めとして本研究会の東海林教授、小島教授を中心に「公益法人改革」問題に関する主要関係者を全国から招いて、五人の報告者に六名のディスカッサントを加えた大規模なシンポジウムを開催した。制度改革のかなり専門的な面も含む議論だったが、一般の参加者からも熱心な質問が寄せられた。(記録もその後公表された。) 各メンバーの業績は添付資料と成果報告書の通りだが、まだ継続中のメンバーも多く、次年度も研究会は継続し、教科書作成にむけてさらに具体的な進展が見られること期待している。
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