| 研究課題/領域番号 |
15085208
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| 研究種目 |
特定領域研究
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 審査区分 |
理工系
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| 研究機関 | 広島大学 (2004-2005)
岡崎国立共同研究機構 (2003) |
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研究代表者 |
谷本 能文 広島大学, 大学院理学研究科, 教授 (10110743)
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| 研究分担者 |
藤原 好恒 広島大学, 大学院理学研究科, 助教授 (00209131)
藤原 昌夫 広島大学, 大学院理学研究科, 助手 (00199390)
中垣 良一 金沢大学, 大学院自然科学研究科, 教授 (20159057)
岡嵜 正治 産業科学総合研究所, 中部センター・計測フロンティア研究部門, 総括研究員 (20169098)
大庭 亨 宇都宮大学, 工学部, 助教授 (30291793)
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| 研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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| 研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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| 配分額 *注記 |
47,700千円 (直接経費: 47,700千円)
2005年度: 8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
2004年度: 19,900千円 (直接経費: 19,900千円)
2003年度: 19,100千円 (直接経費: 19,100千円)
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| キーワード | 磁場効果 / 微小重力 / ナノ材料 / 磁気浮上 / キラリティー / 熱対流 / 過重力 / 磁気配向 / 磁気力 / 機能性材料 / ローレンツ力 / 強磁場 |
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| 研究概要 |
最大磁場15T、1500T^2/mの高磁気力用縦型超伝導磁石等を用いて化学反応・物理過程に対する強磁場効果を研究した。1.この磁石により、ミニトマト・水・カエル等を磁気浮上させることができた。また、プラスチックティップの磁気浮上・磁気分離を行なった。リゾチーム蛋白結晶を磁場による微小重力場・過重力場で行い、磁場により生成した微小重力場によりX線結晶構造解析学的に高品位の結晶を作ることができることをはじめて実証した。2.このような磁気環境の特徴を検討するために、ベンゼン・水の光誘起熱対流に対する磁場効果を研究し、磁場により熱対流の促進・抑制が可能なことを解明した。3.シリケートガーデン反応により生成する半透膜チューブの3次元形態的キラリティーの磁気誘導に成功した。磁場の印加により、右巻き・左巻きらせんチューブ、左き・右巻きに捩れたチューブを作ることができ、その機構を解明した。4.ポルフィリン誘導体ナノロッド、チオフェン誘導体ナノクラスター、マイクロチュブリンなどのナノサイズ機能性材料の磁気配向を研究し、磁気配向の可能性を示唆する結果を得た。5.酸化チタン微粒子上に光析出させたコバルト金属表面の酸化状態が磁場の影響を受けることを発見した。6.ナノポーラスシリカ中の光反応に顕著な磁場効果を見出し、ラジカル対機構によることを解明した。ナノポーラスシリカ中の流体の挙動はバルク溶液中の挙動と著しく異なることを見出した。
以上の結果から、強磁場はマテリアルサイエンスに利用できる新規な物理環境であることが、実証された。
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