研究課題/領域番号 |
15520334
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 神戸大学 (2004-2006) 神戸大学(海事科学部) (2003) |
研究代表者 |
高梨 信乃 神戸大学, 留学生センター, 助教授 (80263185)
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研究分担者 |
中西 久美子 (中西 久実子) 京都外国語大学, 外国語学部, 助教授 (30296769)
前田 直子 学習院大学, 文学部, 助教授 (30251490)
山田 敏弘 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (90298315)
庵 功雄 一橋大学, 留学生センター, 助教授 (70283702)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 文法・語彙シラバス / 中級 / 文法項目 / 作文 / 読解 / 待遇表現 / 外国籍児童生徒 / 地域言語 / 振り返り / 作文教材 / 語彙・文法シラバス / 地域日本語教育 / 視聴覚教材 |
研究概要 |
本研究は、中級レベルの日本語教材の開発のための基礎的研究である。 現行の中級レベル教材および教育を、文法・語彙シラバスという観点を中心に4技能の面から多角的に見直すとともに、問題の改善にむけた提案を行った。また、年少学習者の支援など近年ニーズの高まりが見られる領域についても考察した。 1.初級から中級にかけての文法項目についての研究 初級文法教育の見直しと初級から中級への橋渡しのために、文法の「振り返り」学習の必要性を指摘した。また、具体的な取り組みとしてアラブ人学習者の日本語文法習得における困難点を考察した。 2.読解教材についての研究 日本語と文字体系が異なる言語を母語とする学習者が日本語のテクストを読む際に生じる感覚と心理を考察した。また、学習者の心理的負担を軽減し、正確な読みを促進する読解タスクのあり方を提案した。 3.作文教材についての研究 現行の中級レベルの作文教材を検討し、学習者に見られる問題点から、特に文法的に「正しく書く」訓練を強化した教材の必要性を指摘した。一方、作文の内容面については、構想・構成段階の支援としてアイディアシートを用いる方法を提案した。 4.待遇表現の指導についての研究 中上級レベル学習者の待遇表現の使用実態を接触場面における自然談話の映像データにより分析することにより、現行の中級レベル日本語教材の待遇表現の扱い方の問題点を指摘し、シラバス構築にむけた提言を行った。 5.外国籍児童生徒の支援にむけての研究 外国籍児童生徒のための教材作成を目指し、1)地域言語の特徴、2)地域言語を踏まえた生活言語教育、および、3)生活言語と学習言語の結びつけの3点につき、考察・報告を行った。
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