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細胞内セカンドメッセンジャーcyclicGMPの新たな生理機能の探索

研究課題

研究課題/領域番号 15780074
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 応用生物化学
研究機関広島大学

研究代表者

矢中 規之  広島大学, 大学院・生物圏科学研究科, 助教授 (70346526)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2004年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2003年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードcyclic GMP / titin / protein kinase / Yeast two-hybrid / cyclic GMP依存性プロテインキナーゼ
研究概要

1型、および2型cyclic GMP依存性プロテインキナーゼのキナーゼ活性中心におけるD/A変異体を取得し、Yeast two-hybrid法のbaitとして利用することによって、相互作用する因子の探索を行った。マウス精巣、マウス胎児、およびヒト軟骨由来cDNAライブラリーを用いて行った。2型cyclic GMP依存性プロテインキナーゼのD/A変異体をbaitとして用いた場合には、候補クローンを得たが、再度、相互作用の確認を行った結果、擬陽性であることが判明した。しかし、1型cyclic GMP依存性プロテインキナーゼ(PKG1)のD/A変異体をbaitとして用いた場合には、titinが陽性クローンとして単離され、動物細胞における発現によっても両因子の相互作用が確認された。また、PKG1野生型との相互作用が認められなかったことから、titinはリン酸化タンパクであり、リン酸化によってPKG1と解離する可能性が示唆された。さらに、PKG1のdeletion mutantを作製し、相互作用について詳細に検討した。その結果、両者の相互作用は、PKG1のN末端のleucine zipper構造には依存せず、現在までPKG1と相互作用することを見出しているtroponin TやGKAP42とはその性質が異なる点で極めて興味深い。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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