研究課題/領域番号 |
15K01619
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
和田 正信 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (80220961)
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研究分担者 |
松永 智 宮崎大学, 教育学部, 教授 (70221588)
矢中 規之 広島大学, 生物圏科学研究科, 准教授 (70346526)
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連携研究者 |
神崎 圭太 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 講師 (30637286)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 筋疲労 / 筋小胞体 / カルシウム調節能 / 温熱処置 / 骨格筋 / 温熱刺激 / スインドファイバー / 低頻度疲労 / ヒートショックプロテイン / スキンドファイバー |
研究成果の概要 |
激しい筋収縮後,最大下張力が大きく低下する現象は低頻度疲労と呼ばれる.本研究の目的は,事前に筋を温める処置(温熱刺激処置)によって,低頻度疲労が軽減されるか否かおよび低頻度疲労からの回復が促進されるか否かを検討することであった.ラットを用いた実験から,以下の結果を得た.1)温熱刺激処置を施しても,低頻度疲労の程度は軽減されないが,疲労の回復は促進される.2) その原因は,疲労誘因性収縮によって低下した筋小胞体のカルシウム放出機能の回復が早まることにある. これらのことから,温熱刺激処置を行うことによって,スポーツ活動などによって起こる筋パフォーマンスの低下を抑制できることが示唆される.
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