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近世神聖ローマ帝国史における「永久帝国議会」に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K02924
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ史・アメリカ史
研究機関北海道大学

研究代表者

山本 文彦  北海道大学, 文学研究院, 教授 (30222384)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワード神聖ローマ帝国 / 永久帝国議会 / 帝国国制史 / 近世ドイツ史 / 皇帝 / 帝国国制
研究成果の概要

近世の神聖ローマ帝国の国制構造の特色を総合的に把握するために、レーゲンスブルクで開催された「永久帝国議会」を考察の対象とした。この永久帝国議会に出席していた使節のリストを作成するとともに、使節間の人的関係と派遣者の帝国等族との人的関係を含めたデータベースを構築した。
さらに、永久帝国議会の活動に関して、皇帝選挙、選帝侯の追加、帝国戦争、講和条約、帝国裁判所、経済政策の6項目について皇帝の主席代理人の史料の整理を行い、今後、永久帝国議会の活動を総合的に考察するための重要なデータを得ることができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近世の神聖ローマ帝国における「永久帝国議会」の実態を解明することにより、ドイツ近世帝国史の立場から、近世国家の特色を指摘することにより、ヨーロッパ近世国家をめぐる近年の議論に一石を投じることができる。
現在、グローバル化が急速に進展し、国民国家・主権国家が相対化されつつある状況の中で、この近代主権国家の前段階をなすヨーロッパ近世国家を問い直すことは、今後の政治的枠組みをめぐる議論に歴史学の立場から貢献することができる。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 神聖ローマ帝国国制史から見る宗教改革2017

    • 著者名/発表者名
      山本文彦
    • 学会等名
      日本基督教学会北海道支部
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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