研究課題/領域番号 |
15K02939
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
青島 陽子 神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (20451388)
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研究分担者 |
福嶋 千穂 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 講師 (50735850)
梶 さやか 岩手大学, 人文社会科学部, 准教授 (70555408)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ロシア帝国 / 民族問題 / 宗教 / ナショナリズム / 中東欧 / 中東欧近現代史 / ロシア / 民族 / ロシア・東欧 / 近現代史 |
研究成果の概要 |
ロシア帝国西部境界地域におけるロシア・ナショナリズムの形成プロセスを、諸民族のアイデンティティの勃興、それとの接触と衝突、相互影響などから明らかにした。特に、社会史的な分析に力を入れ、個別の具体的な事例を入念に分析することを心掛けた。研究の推移とともに、研究分担者の範囲を超えて、多様な国家の研究者がプロジェクトに参加することになり、そのことで、多角的な視点から議論を深めることができた。宗教に焦点を当てたことで、ロシア・ナショナリズムの形成も含め、前近代からの諸民族のアイデンティティの変容のプロセスを、統治システムや社会制度の変化のなかで明らかにすることができたと考える。
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