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「自決権」を通じたロシアの国家戦略:その法的基盤と言説

研究課題

研究課題/領域番号 15K03081
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 基礎法学
研究機関神戸大学

研究代表者

渋谷 謙次郎  神戸大学, 法学研究科, 教授 (50346277)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードロシア / クリミア / 自決権 / 旧ソ連 / ウクライナ / 国際法 / ソ連 / 民族自決 / 連邦制 / 分離独立 / ロシア語住民
研究成果の概要

ソ連解体後のロシアは、周辺の旧ソ連諸国に集住するロシア語系住民の庇護および保護を「同胞支援」の名のもとで、国策の次元にまで高めてきた。とりわけソ連解体後、ウクライナ領であったクリミア州はロシア語系住民が多く居住し、1954年以前は当地がロシア領であったという事実を追い風に、当地の住民がロシアとの再統合を望んでいるという「自決権」の言説をもとに2014年にロシアへの編入に乗り出した。西側諸国からは「国際法違反」が指摘されるクリミア併合について、ロシア国内の言説は正反対で、むしろ国際法と民主的手続きに乗っ取ったものという認識のギャップが深刻であることに注意を向ける必要がある。

報告書

(4件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2017 2016 2015

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 現代ロシア社会と法ニヒリズム : ズヴャギンツェフ『リヴァイアサン』を観る2017

    • 著者名/発表者名
      渋谷謙次郎
    • 雑誌名

      神戸法學雜誌

      巻: 67 号: 3 ページ: 1-41

    • DOI

      10.24546/81010047

    • NAID

      120006394623

    • ISSN
      0452-2400
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] ロシアにおけるいわゆる「同性愛宣伝禁止法」をめぐって2016

    • 著者名/発表者名
      渋谷謙次郎
    • 雑誌名

      比較法研究

      巻: 78 ページ: 247-256

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 言語法と言語の保障2017

    • 著者名/発表者名
      渋谷謙次郎
    • 学会等名
      日本言語政策学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 東アジアとロシアにおける性的マイノリティをめぐる法の現状:ロシアにおけるいわゆる「同性愛宣伝禁止法」をめぐって2016

    • 著者名/発表者名
      渋谷謙次郎
    • 学会等名
      比較法学会
    • 発表場所
      関西学院大学
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] ロシア:クリミア問題をめぐって2015

    • 著者名/発表者名
      渋谷謙次郎
    • 学会等名
      ひょうご講座「2010年代のグローバル政治・経済の混迷をめぐって」
    • 発表場所
      公益財団法人ひょうご 震災記念21世紀研究機構学術交流センター
    • 年月日
      2015-11-10
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] クリミア問題と自決権のイデオロギー2015

    • 著者名/発表者名
      渋谷謙次郎
    • 学会等名
      社会体制と法研究会
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2015-06-05
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
  • [図書] 法を通してみたロシア国家―ロシアは法治国家なのか2015

    • 著者名/発表者名
      渋谷謙次郎
    • 総ページ数
      335
    • 出版者
      ウェッジ
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2019-03-29  

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