研究課題/領域番号 |
15K10406
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
前野 耕一郎 神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (70403269)
|
研究分担者 |
西田 康太郎 神戸大学, 医学研究科, 准教授 (00379372)
由留部 崇 神戸大学, 医学部附属病院, その他 (10514648)
角谷 賢一朗 神戸大学, 医学研究科, 助教 (10533739)
|
研究協力者 |
宮崎 真吾 神戸大学, 大学院医学研究科, 大学院生
寺嶋 良樹 神戸大学, 大学院医学研究科, 大学院生
伊藤 雅明 神戸大学, 大学院医学研究科, 大学院生
武岡 由樹 神戸大学, 大学院医学研究科, 大学院生
垣内 裕司 神戸大学, 大学院医学研究科, 大学院生
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 椎間板 / mTOR / Raptor / siRNA / アポトーシス / オートファジー / セネッセンス / mTORC1阻害薬 / Rictor / 椎間板変性 |
研究成果の概要 |
ヒト椎間板髄核細胞にmTOR、Raptor、RictorのsiRNAを導入すると、全群でオートファジー活性が増加した。一方、RaptorのsiRNA導入群は他群に比べアポトーシスおよびセネッセンスに関連する酵素の発現が抑制されていた。Raptor の選択的な機能抑制がオートファジーの誘導とアポトーシス・老化・基質分解の抑制を来たしていると考えられた。実際に臨床で使用可能なmTOR阻害薬を使用してヒト椎間板髄核細胞への影響を検討したところ、多くに椎間板保護作用を認めたが、特にテムシロリムスは他剤に比べて親水性が高く、臨床上の投与方法にも利点があるため椎間板変性治療薬としての有用性が期待できる。
|