研究課題
挑戦的萌芽研究
ユビキチン化修飾の基質特異性はユビキチンリガーゼ(E3)が決定しているため、個々のE3に特異的な基質を同定しそのユビキチン化部位を決定することは様々な生命現象を理解する上で重要となる。近年、ユビキチン結合ドメイン(UBA)とE3の融合プローブによるLigase trap法、ユビキチン高親和性ドメイン(TUBE)とユビキチン化を受けたペプチドを認識するK-εGG抗体を組み合わせるTR-TUBE法が提唱された。私たちはこの手法にいくつかの改良を加えてさらに進展させた基質同定法の開発を試み、感度の向上に成功している。この手法を用いることで、E3の機能解析が加速することが期待できると思われる。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件) 図書 (1件)
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