研究課題/領域番号 |
16200042
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
村岡 功 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80112712)
|
研究分担者 |
福永 哲夫 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (40065222)
坂本 静男 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (00266032)
内田 直 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (00261181)
中村 好男 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (00198251)
川上 泰雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60234027)
鳥居 俊 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教授 (70164069)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
35,880千円 (直接経費: 27,600千円、間接経費: 8,280千円)
2007年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2006年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2005年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2004年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
|
キーワード | 介護予防 / 高齢者 / 運動 / 身体機能 / 身体活動 / トレーニング / 運動プログラム |
研究概要 |
本研究では、初年度に作成した介護予防システムにおける枠組みに基づき、元気高齢者、虚弱高齢者、要介護認定高齢者など、それぞれの対象像に合わせたスクリーニング、介護予防マネジメント、同プログラムの作成、および評価を実施していくために、(1)介護予防の対象者となる高齢者の特性分析、(2)介護予防運動プログラムの開発、(3)介護予防に関連した評価基準の作成、(4)介護予防の普及啓発、(5)環境整備、介護予防関連事業に関するシステム構築の5つの領域から、研究作業を行った。まず、(1)では主に筋量や筋厚など身体機能的特性および、身体活動・筋力トレーニング実施状況やその関連要因などの行動心理的特性における調査研究を行った。また、軽度者や虚弱高齢者だけではなく、元気高齢者(地域自主活動を行っている高齢者)や慢性疾患(循環器疾患や運動器疾患)を有する高齢者にも対象を広げ、調査研究を実施した。(2)では(1)で実施された高齢者の特性に関する研究結果を踏まえて、大きく3つのカテゴリー(元気高齢者、虚弱高齢者、軽度介護認定者)における高齢者特性に合わせた運動プログラムの開発やプログラムに使用する簡便な運動機器の開発、その効果検証を行った。さらに循環器疾患や運動器疾患を有する高齢者に特化した運動プログラムの開発も行った。(3)ではこれまでほとんど検討されていない虚弱高齢者に対する介護予防プログラムの身体的および心理的評価尺度、さらには介護予防サービス従事者のコミュニケーションスキルやセノフ・エフィカシーの評価尺度を開発した。(4)では介護予防事業参加への普及活動の検討、地域を活用した介護予防ボランティア育成を試みた。最後に(5)では、地域包括支援センターや委託を受けた事業者(民間フィットネスクラブ、自治体の公共施設等を利用して実際に介護予防運動プログラムを展開する事業者)など、様々な介護予防サービス提供場面における運営システムの構築を行った。
|