研究課題/領域番号 |
16206060
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
長谷見 雄二 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40298138)
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研究分担者 |
興石 直幸 (輿石 直幸) 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (00257213)
村上 雅英 近畿大学, 理工学部・建築学科, 教授 (80190891)
畑 俊充 京都大学, 生存圏研究所, 講師 (10243099)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
49,660千円 (直接経費: 38,200千円、間接経費: 11,460千円)
2006年度: 14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
2005年度: 16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2004年度: 18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
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キーワード | 伝統木造 / 土壁 / 軸組構法 / 準耐火構造 / 防火 / 耐火加熱試験 / 土塗壁 / 防火性能 / 非損傷性 / 柱圧縮試験 / 壁土産地 / せん断耐力 |
研究概要 |
木造軸組土壁構法で準耐火建築物とするのに必要な部材(外壁、間仕切り、床、屋根)について、全て、住宅・集会所の荷重に対して準耐火45分以上の性能を持つ仕様を解明し、木造真壁の準耐火性能の予測法も誘導した。但し、木造土壁では火災加熱による柱の断面減少が顕著なため、準耐火構造とするには、荷重の制限が必要で、構造部材の準耐火性能は、長期荷重負担部材の荷重の設計、即ち構造設計と連携させて把握しなければならないことが判明した。そこで、木造軸組土壁構法による準耐火建築物(3階建て、大規模等)の試設計を行ない、構造性能については、剪断耐力を実験で把握して限界耐力計算等を踏まえて、構造性能と防火性能を両立させられる条件を詳細に検討した。この結果、本課題で準耐火性能を検証した仕様の範囲で、耐震性能及び一般的な建築計画的要求を満足し得ることを明らかにできた。
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