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里海環境の地域エコミュージアム構想への適用に関わる実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16500552
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関広島大学

研究代表者

鳥越 兼治  広島大学, 大学院教育学研究科, 教授 (80136035)

研究分担者 竹下 俊治  広島大学, 大学院教育学研究科, 助教授 (90236456)
大塚 攻  広島大学, 大学院生物圏科学研究科, 教授 (00176934)
研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード里海 / エコミュージアム / 体験活動 / 生涯学習 / 実践的研究
研究概要

エコミュージアム構想の中で,コア施設を竹原市の広島大学水産実験所と江田島市の環境館を選び,それぞれの場所における里海として隣接する場所を選択して活動を実践した。
・水産実験所をコア施設とした活動は水産実験所の前の海でウミホタルが採集可能であることから,ウミホタルの採集・観察・発光実験と一連の活動が5月から11月までの期間が可能である。
・水産実験所は近くに里海として活用する場所が多様であり,そこへの移動手段の船があることで,自然景観や生態系などを中心としてさまざまな利用形態が可能である。
・水産実験所での活動は教育施設として学校関係には広くオープンであるのでコア施設として有効であり広く小・中・高の各学校の生徒に体験学習の場として場所と情報を提供可能であるが,研究主体であるので地域の紹介所としての機能は持たせにくい。
・環境館をコア施設とした里海の活動は環境館自体が地域の生涯学習サポート施設であるから,多様な活動を支援できる体制があり,エコミュージアムといっても良いので多様なものが提供できる。
・環境館は地域住民が積極的に参加し利用しているので,里海の保存・活用の活動が可能である。しかし,まだ地域全体が博物館という考え方は浸透していないので,地域活性の一つとして先ず地域住民に理解を求める必要がある。
・環境館を中心にした周辺フィールドを整理しディスカバリー・トレイルを構築しておくことで,情報を発信することにより地域住民だけでなく他の地域(特に都市)の住民にも体験を提供できる。
・里海の活動は産業とも関連している。活動の一部はボランティアだけでは解決できないこともあるので,活動を計画するならば何らかの組織を構築する必要である。

報告書

(4件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 海と海辺の生物を題材とした体験・学習活動の実践(4)2006

    • 著者名/発表者名
      鳥越兼治
    • 雑誌名

      学校教育実践学研究 12

      ページ: 109-119

    • NAID

      120002056381

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書 2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Practice of experience and study activities dealing with the living thing of the sea and the beach (4)2006

    • 著者名/発表者名
      Torigoe, Kenji.
    • 雑誌名

      Hiroshima Journal of School Education Vol.12

      ページ: 109-119

    • NAID

      120002056381

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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