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造船技術者育成のためのe-Learningシステム構築とその有効性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16656271
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 船舶海洋工学
研究機関広島大学

研究代表者

北村 充  広島大学, 大学院工学研究科, 教授 (40195293)

研究分担者 濱田 邦裕  広島大学, 大学院工学研究科, 助教授 (40294540)
山本 元道  広島大学, 大学院工学研究科, 助手 (30274111)
岩沢 和男  広島大学, 情報メディア研究センター, 講師 (30314777)
隅谷 孝洋  広島大学, 情報メディア研究センター, 助教授 (90231381)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードe-Learning / 造船設計技術者育成 / 構造解析学 / WebCT / ビデオ講座 / 質問形式
研究概要

本研究の遂行により得られた結果を以下にまとめる.
・船体構造解析ビデオ講座の構築
造船設計技術者育成のための構造解析学のビデオ講座を作成し,インターネット配信した.これは,実際の授業風景をデジタルビデオで撮影し,インターネット配信できるフォーマット(Windows Media Player)に変換し,ホームページに掲載したものである.これにより,造船設計技術者はインターネット上に公開されたビデオ講座を,「いつでも」,「どこでも」受講できるシステムを構築した.調査の結果,時間制約が多い社会人にとって,「いつでも」,「どこでも」,また「何回でも」受講できるビデオ講座は,非常に利便性が高いことが判明した.
・オンライン教材の作成方法の確立
ディスプレイ上に写したPDFファイルなどをポインターで示しながら,説明する音声を加えることにより,非常に鮮明であり,かつ,理解しやすいオンライン教材を作成した.ポインターにはペン・タブレットを用い,外部マイクロフォアンを接続する.その状況下で,ビデオ出力することにより,オンライン教材を効率よく作成方法を確立した.受講者の目の前で行われている講義と同じ(またはそれ以上の)レベルの理解度を得ることができる.
・WebCTによるオンラインクイズによる理解度チェクの効果
WebCTと呼ばれるe-learningシステムを用いて,オンラインクイズを実施した.クイズは自動採点機能を有しているため,受講者は答案提出後すぐに各自の点数を知ることができる.クイズにより受講者は授業内容をより深く理解することが可能になる.また,教育者側も受講者の理解度を測定できる.アンケート調査の結果,オンラインクイズは受講者の理解を高めることに対して非常に高い効果を有することが分かった.

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] webによる確認テストと詳細資料の提供およびその効果2005

    • 著者名/発表者名
      北村 充
    • 雑誌名

      平成17年度 工学・工業教育研究講演会講演論文集 1

      ページ: 110-111

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 広島大学次期学生情報システム構築に関する基礎的研究2004

    • 著者名/発表者名
      北村充, 濱田邦裕, 山本元道, 江藤浩之
    • 雑誌名

      平成16年度工学・工業教育研究講演会講演論文集 1

      ページ: 455-456

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] LAPPによるレポート提出システムの開発と運用2004

    • 著者名/発表者名
      隅谷孝洋, 庄司文由, 稲垣知宏, 長登康, 中村純
    • 雑誌名

      日本教育工学会第20回全国大会講演論文集 1

      ページ: 699-700

    • NAID

      10013558055

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 講義録画を利用した復習用Live教科書の開発2004

    • 著者名/発表者名
      石井光雄, 小西克巳, 岩沢和男, 岩田則和
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告 CE-74

      ページ: 33-40

    • NAID

      110002776225

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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