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遠隔交流学習支援メディア「超鏡システム」の教育的効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 16700568
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関岐阜大学

研究代表者

今井 亜湖  岐阜大学, 教育学部, 助教授 (50367083)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード遠隔交流学習 / 遠隔学習支援 / 学習支援メディア / 超鏡システム
研究概要

(1)実践事例における教育的効果の分析
超鏡システムは遠隔地にある相手像に自己像を重畳表示し、遠隔地で交流する者同士は同一画像を見ながら対話を行うため、身振り、手振りなどの非言語情報や視覚位置情報を伝達しやすいという特徴に焦点を当てた教育的効果の分析を進めた。これまでに実施した超鏡システムを用いた教育実践のビデオ記録より、時間を入れたプロトコルデータを抽出し、通信回線を使用する場合に必ず生じる映像・音声遅延と超鏡システムを介した情報伝達との関係を分析することにより、超鏡システムの教育活動への利用方法とその教育的効果が明らかになってきた。本年度の見学校の実践においても同様の結果が示唆されている。
(2)超鏡システムの利用に適した教育の文脈についての検証
研究代表者は初等中等教育における超鏡システムの利用を中心に研究を進めてきたが、これらの実践を行う前に超鏡システムを用いて実施していた教員研修が超鏡システムの利用に適した教育の文脈ではないかとの指摘が研究発表の場でなされ、それを受けて多種の実践データの分析結果より、国際間遠隔授業を実施する際に、両校の教員による指導内容の確認や教材の交流といった教師教育につながる場面において超鏡システムの利用が適しているのではないかと示唆された。
以上の研究成果は、論文としてまとめる予定である。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 遠隔交流学習支援システムとしての「超鏡」に関する一検討2006

    • 著者名/発表者名
      今井亜湖, 劉威
    • 雑誌名

      日本教育工学会研究報告集 JSET06-1

      ページ: 19-22

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 超鏡を用いた国際交流実践の授業デザイン2005

    • 著者名/発表者名
      今井亜湖
    • 雑誌名

      日本教育工学会研究報告集 JSET05-1

      ページ: 49-52

    • NAID

      10013810707

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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