研究課題/領域番号 |
16H01814
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
野上 智行 神戸大学, 本部, 名誉教授 (80127688)
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研究分担者 |
溝口 博 東京理科大学, 理工学部機械工学科, 教授 (00262113)
山口 悦司 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (00324898)
中瀬 勲 兵庫県立人と自然の博物館, その他部局等, 館長 (10081564)
楠 房子 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (40192025)
村山 功 静岡大学, 教育学部, 教授 (40210067)
小川 義和 独立行政法人国立科学博物館, 連携推進学習センター, センター長 (60233433)
稲垣 成哲 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70176387)
三宅 志穂 神戸女学院大学, 人間科学部, 教授 (80432813)
杉本 雅則 北海道大学, 情報科学研究院, 教授 (90280560)
北野 幸子 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (90309667)
江草 遼平 明治学院大学, 心理学部, 助手 (70826239)
辻本 悟史 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (20539241)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
40,040千円 (直接経費: 30,800千円、間接経費: 9,240千円)
2019年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2018年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2017年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2016年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
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キーワード | 科学教育 / 科学コミュニケーション / 幼年期科学教育 / 科学的リテラシー / 幼年期 / 動物園 |
研究成果の概要 |
将来の科学技術を担う子どもを育成するために,幼年期(3歳から8歳程度)からの科学教育は極めて重要な役割を担うことが実証的に明らかにされている.本研究は,多様な情報処理メディアが開発され,全世代がその新たな環境下で生きる現代の幼年期の科学教育モデルを脳科学,学習科学や科学教育などの学際的連携によって提案した.具体的には,次の4点を実施できた.(1)高度情報化社会における幼年期の科学コミュニケーションの理論と方法論の確立,(2)多次元的評価(先端技術による客観的評価も含む)を組み込んだ実践プロトタイプの開発,(3)国立科学博物館等の社会教育施設における実践モデルの提案と普及のためのアウトリーチ.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳科学や学習科学研究等からの発達的基盤を踏まえた信頼性の高い知見,将来に向けて幼年期の優れた科学コミュニケーションを新たにデザインするための実効性のある知見を,客観的評価をもとにして,世界の科学教育研究や実践現場に向けて発信できた.これは,教育実践を方向づける原理的な知見として科学教育研究においては卓越した学術的知見である.同時にそれは,現代における喫緊の最重要課題である「幼年期における科学的素養醸成のための科学教育」の飛躍的な革新に向けた重要な提案である.
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