研究課題/領域番号 |
16K12488
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
鎌田 十三郎 神戸大学, システム情報学研究科, 講師 (20304131)
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研究協力者 |
藤島 大輔
長門 広洋
和泉 潔
松浦 出
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | マルチエージェントシステム / 分散集合ライブラリ / APGAS言語 / 人工市場シミュレーション基盤 / 社会事象シミュレーション / 並列シミュレーション / 分枝実行 / 人工市場シミュレーション / 大規模エージェントシミュレーション / 京コンピュータ / 計算機システム / 並列分散処理 |
研究成果の概要 |
本研究では、大規模エージェントシミュレーションの実行中に、そのシミュレーション世界を複数に分岐し、それぞれの並行世界のシミュレーションを並列実行するための機能を、大規模並列計算機向けに実現することを目標とする。このため、大規模シミュレーションにおいて効率的なデータ管理を担うことのできる分散集合ライブラリを開発すると同時に、世界の複製・再配置機能を拡充し、加えて、人工市場シミュレーション基盤 Plham 上に分枝実行機能を実現した。また、当該技術を社会シミュレーション分野で利用するための応用法についても検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会事象シミュレーションなどの分野では、モデルの検証や導入ルールの検証のため、パラメータを変更しながら膨大な数のシミュレーションを実行し、事後にその実行結果を分析することが多い。 対象実行が、特徴的な実行と判定できる場合、シミュレーション世界のスナップショットをとり、設定を変えながらその後のシミュレーションを集中的に実行・分析をおこなえるようにするのが、本研究の目的である。つまり、対象実行が、特徴的な実行と判定できる場合、そのスナップショットに対して集中的に実行分析をおこなうことで各領域における効率的な問題分析を助けることを狙いとする。
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