研究課題/領域番号 |
17530583
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 広島大学 (2006-2007) 下関市立大学 (2005) |
研究代表者 |
衛藤 吉則 (衞藤 吉則) 広島大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (60270013)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
2,970千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
|
キーワード | 神智学 / 新教育 / シュタイナー / ナショナリズム / モンテッソーリ / シュタイナー教育思想 / シュタイナー教育 / 大川周明 / ソロヴィヨフ / 精神科学 / 倫理的自由主義 / 入澤宗壽 |
研究概要 |
本研究は、わが国の「新教育・文化教育学」と、「神智学思想」との関係について歴史的・思想的に解明した。とりわけ、わが国の新教育と神智学的思想とにかかわるシュタイナー教育思想とモンテッソーリ教育思想について、その移入の経緯と思想構造を解明していった。 その成果は、2006年のモンテッソーリ教育学会での招待シンポジウム「人格形成と環境」における「モンテッソーリ、シュタイナー、そして神智学」の講演と、その2007年の成果論文「モンテッソーリ教育思想にみる神智学的パラダイムーシュタイナー教育思想との接点」『モンテッソーリ教育』(第39号)や、2006年の教育思想史学会コロキュウム「シュタイナー教育思想の現代的意義を問う」における発表「シュタイナー思想の現代的意義」と、2007年の成果論文「『垂直軸』の人間形成モデルとしてのシュタイナー教育思想」『近代教育フォーラム』(第16号)として公表した。 また、最終年度には、本研究課題をふまえた博士論文『シュタイナー教育思想の理論構造と日本的受容に関する研究』を完成することができた。他に、関連の著作として、『岩波応用倫理学講義6教育』(岩波書店、2005年)、『未来を拓くシュタイナー教育世界に広がる教育の夢』(ミネルヴァ書房、2006年)や『教育と倫理』(ナカニシヤ出版、2008年)等があげられる。
|