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植物を利用した農業環境における有機汚染物質の高感度モニタリング技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17F17748
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 環境技術・環境負荷低減
研究機関神戸大学

研究代表者

乾 秀之  神戸大学, バイオシグナル総合研究センター, 准教授 (90314509)

研究分担者 STOYKOVA PETYA  神戸大学, バイオシグナル総合研究センター, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2017-11-10 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2019年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2018年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2017年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード環境モニタリング / ポリ塩化ビフェニル / 内分泌撹乱化学物質 / 組換え植物 / メジャーラテックスライクプロテイン
研究実績の概要

(4)組換え植物によるポリ塩化ビフェニル(PCB)、内分泌撹乱化学物質の高感度モニタリング技術の開発・・・実際の環境から採取した試料に含まれる汚染物質をモニタリングすることを想定して、組換え植物によるモニタリング技術の開発を行った。PCBのモニタリングについて、市販の土壌と実際の圃場からサンプリングした土壌に毒性の高いPCBを添加し、汚染土壌を作製した。これら土壌においてPCBなどのダイオキシン類と結合するとレポーター活性を誘導する組換え植物を数週間栽培した。これら組換え植物は、土壌のPCB汚染をレポーター活性を測定することにより検知することができた。
一方、内分泌撹乱化学物質の一種で河川水に高頻度で検出されるオクチルフェノールを、サンプリングした河川水に添加して、汚染河川水を作製した。これを用いて内分泌撹乱化学物質と結合すると蛍光タンパク質遺伝子が誘導発現する組換え植物を栽培したところ、添加したオクチルフェノールを濃度依存的に検出することができることが判明した。これら研究成果は京都で開催された国際学会Dioxin2019、埼玉で開催された環境化学討論会において発表された。

現在までの達成度 (段落)

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 その他

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件) 備考 (2件)

  • [学会発表] Transgenic Arabidopsis lines for monitoring of low concentrations of endocrine disruptors2019

    • 著者名/発表者名
      Petya Stoykova,Hideyuki Inui
    • 学会等名
      第28回環境化学討論会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] Increased sensitivity of transgenic tobacco plants carrying transporting factors toward POPs2019

    • 著者名/発表者名
      Petya Stoykova,Hideyuki Inui
    • 学会等名
      39th International Symposium on Halogenated Persistent Organic Pollutants
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会
  • [備考]

    • URL

      http://www2.kobe-u.ac.jp/~hinui/index.html

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [備考] 神戸大学バイオシグナル総合研究センター

    • URL

      http://www.biosig.kobe-u.ac.jp

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-11-13   更新日: 2024-03-26  

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