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異年齢教育による障害の「不可視化」機能:インクルーシブ教育の新次元

研究課題

研究課題/領域番号 17K01900
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 子ども学(子ども環境学)
研究機関神戸大学

研究代表者

赤木 和重  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (70402675)

研究分担者 小渕 隆司  北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (50457818)
戸田 竜也  北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (60352639)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード発達心理学 / インクルーシブ教育 / 異年齢学校 / 異年齢教育 / 異年齢 / 遊び心 / 障害 / 複式学級 / インクルーシブ / へき地教育
研究成果の概要

本研究の目的は,異年齢教育による障害の「不可視化」機能について,アメリカ・シラキュースにある異年齢学校,および,へき地における複式学級に注目して,検討を行うことであった。本研究の成果は,大きくは2点にまとめられる。1点目は,アメリカの異年齢学校に注目したDVD付の本を出版したことである。子どもの様子および教師へのインタビューを収めたDVDおよびその解説を含めた本を出版した。2点目は,へき地に位置する複式学級とインクルーシブ教育の親和性に注目して検討した論文を出版したことである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果の学術意義は,「同一年齢・同一内容」学級を前提として論じられることの多かったインクルーシブ教育に対し,異年齢学級に注目することの意義を,国際的な研究および国内のへき地・複式学級に注目して提起したことにある。このような提起は,教育実践を変革していくうえでも,実践的意義を有すると考えられる。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (49件)

すべて 2021 2020 2019 2018 2017 その他

すべて 雑誌論文 (18件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (12件) 図書 (18件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 軽度知的障害のある青年の障害受容:「ふつう」にこだわっていた青年は,なぜ「ふつう」にこだわらなくなったのか2021

    • 著者名/発表者名
      生田邦紘・赤木和重
    • 雑誌名

      心理科学

      巻: 印刷中

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 小学生は授業スタンダードをどのように捉えるのか:個人の権利意識の発達の観点から2021

    • 著者名/発表者名
      前岡良汰・赤木和重
    • 雑誌名

      心理科学

      巻: 印刷中

    • NAID

      130008071314

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [雑誌論文] 発達障害のある子どもの安楽さを大事に:学童保育だからこそ2020

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 雑誌名

      日本の学童ほいく

      巻: 542 ページ: 28-33

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [雑誌論文] ゆれる正しさ,ほどける自閉症2020

    • 著者名/発表者名
      赤木和重・村上公也
    • 雑誌名

      発達

      巻: 161 ページ: 60-68

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 通常学級における個別支援を他児童はどのように捉えているのか:公正段階および親密度に着目して2019

    • 著者名/発表者名
      古村真帆・赤木和重
    • 雑誌名

      SNEジャーナル

      巻: 25 ページ: 83-101

    • NAID

      40022055850

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 特別支援学校教員を対象とした個別の指導計画に関する意識調査:作成上の悩みや困難に焦点をあてて2019

    • 著者名/発表者名
      赤木和重・大塚真由子
    • 雑誌名

      SNEジャーナル

      巻: 25 ページ: 162-175

    • NAID

      40022056058

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 書評:『インクルーシブ授業の国際比較研究』2019

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 雑誌名

      SNEジャーナル

      巻: 25 ページ: 201-204

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 書評『教える・学ぶ:教育には何ができるか シリーズ子どもの貧困3』2019

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 雑誌名

      授業づくりネットワーク

      巻: 33 ページ: 119-119

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 身体や心を「わがもの」にするには(書評『限界を超える子どもたち』)2019

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 雑誌名

      教職研修

      巻: 558 ページ: 112-112

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 子どものけんかってすごい:発達的理解と対応2018

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 雑誌名

      日本の学童ほいく

      巻: 519 ページ: 10-15

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 新しい学びの文化に出会う2018

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 雑誌名

      シャンティつくば実践報告集

      巻: 2 ページ: 127-134

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [雑誌論文] インクルーシブ教育の現状と課題2018

    • 著者名/発表者名
      戸田竜也
    • 雑誌名

      月刊福祉

      巻: 6 ページ: 48-49

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [雑誌論文] わが国のインクルーシブ教育の進展と排除2018

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 雑誌名

      教育

      巻: 864 ページ: 67-73

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] インクルーシブ教育を組みかえる2018

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 雑誌名

      指導と評価

      巻: 758 ページ: 21-23

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] インクルーシブ授業・クラスのためのはじめの一歩:「違い」をとらえる・ひきだす・つなげる2018

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 雑誌名

      授業づくりネットワーク

      巻: 29 ページ: 18-23

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 複式学級における教育可能性の再発見:授業づくり・インクルーシブ教育・自尊感情の視点から2018

    • 著者名/発表者名
      赤木和重・安藤友里・山本真帆・小渕隆司・戸田竜也
    • 雑誌名

      へき地教育研究

      巻: 72 ページ: 85-94

    • NAID

      40021727431

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 個別支援を必要とする児童に対する同学級児童の意識:他者からの受容感と授業場面に着目して2017

    • 著者名/発表者名
      山本真帆・赤木和重
    • 雑誌名

      神戸大学大学院人間発達環境学研究科紀要

      巻: 10 ページ: 221-230

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] へき地・小規模校における特別な支援を要する児童を包摂する複式学級の柔軟な授業のあり方の検討2017

    • 著者名/発表者名
      小渕隆司・戸田竜也
    • 雑誌名

      へき地教育研究

      巻: 72 ページ: 39-45

    • NAID

      40021727447

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 軽度知的障害のある青年の障害受容:「ふつう」にこだわっていた青年は,なぜ「ふつう」にこだわらなくなったのか2021

    • 著者名/発表者名
      生田邦紘, 赤木和重
    • 学会等名
      日本発達心理学会第32回大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 小学生は授業スタンダードをどのように捉えるのか:個人の権利意識の発達の観点から2020

    • 著者名/発表者名
      前岡良汰, 赤木和重
    • 学会等名
      日本特別ニーズ教育学会第26回研究大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 知的障害青年の20歳前後の人格形成を考える:福祉型専攻科に学ぶ学生(利用者)の事例検討を通して(指定討論)2020

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第58回大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 通常学級における個別支援を他児童はどのように捉えているのか ―公正段階および親密度に着目 して―2019

    • 著者名/発表者名
      古村真帆・赤木和重
    • 学会等名
      日本特別ニーズ教育学会第25回研究大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 特別支援学校教員を対象とした個別の指導計画に関する意識調査:作成上の悩みや困難に焦点 をあてて2019

    • 著者名/発表者名
      赤木和重・大塚真由子
    • 学会等名
      日本特別ニーズ教育学会第25回研究大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] インクルーシブ時代の「転籍」に関する定量研究:小学校通常学級在籍児童の「転籍率」の定義と算出方法の提案2019

    • 著者名/発表者名
      呉 文慧, 郭 旭坤, 金丸彰寿, 挽本 優, 前岡良汰, 大塚真由子, 赤木和重
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第57回大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] インクルーシブ時代の「転籍」に関する定量研究(2):1968-2018年における小学校通常学級在籍児童の「転籍率」の歴史的変遷2019

    • 著者名/発表者名
      金丸彰寿, 呉 文慧, 郭 旭坤, 挽本 優, 前岡良汰, 大塚真由子, 赤木和重
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第57回大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 小学校時期における「転籍」に関する定量研究(3):1968-2013年における小学校通通常学級の「在籍率」の推移2019

    • 著者名/発表者名
      赤木和重, 郭 旭坤, 挽本 優, 前岡良汰, 呉 文慧, 金丸彰寿, 大塚真由子
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第57回大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 「学びほぐしunlearn」で 自分が変わる(自主シンポジウム:当事者から「青年期の学び」の意義を考えるIII ~高次脳機能障害の青年の事例から~指定討論)2019

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第57回大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 不確実さを支える発達論(自主シンポジウム「インクルーシブ保育における対話を問う:不確実性への耐性とユーモア・ファンタジー」指定討論)2018

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 学会等名
      日本保育学会第71回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 保育者と子ども集団の発達モデルの提唱:0歳児から3歳児を中心に2018

    • 著者名/発表者名
      岡村由紀子・金子明子・赤木和重
    • 学会等名
      日本保育学会第71回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 遊びと遊び心から子どもを中心とした障害児保育を考える(自主シンポジウム)2017

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 学会等名
      日本保育学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [図書] DVD付特別版アメリカの教室に入ってみた2021

    • 著者名/発表者名
      赤木和重、DVD監督/富田直樹
    • 総ページ数
      256
    • 出版者
      ひとなる書房
    • ISBN
      4894642786
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [図書] 流行に踊る日本の教育2021

    • 著者名/発表者名
      石井英真(分担執筆:赤木和重)
    • 総ページ数
      320
    • 出版者
      東洋館出版社
    • ISBN
      4491041598
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [図書] 子育てのノロイをほぐしましょう2021

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 総ページ数
      208
    • 出版者
      日本評論社
    • ISBN
      4535563977
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [図書] 地域と協働する学校2021

    • 著者名/発表者名
      時岡晴美ほか(編)(分担執筆:赤木和重)
    • 総ページ数
      216
    • 出版者
      福村出版
    • ISBN
      4571101937
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [図書] 教育評価重要用語事典2021

    • 著者名/発表者名
      西岡加名恵ほか(編)(分担執筆:赤木和重)
    • 総ページ数
      264
    • 出版者
      明治図書
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [図書] 学びをめぐる多様性と授業・学校づくり2020

    • 著者名/発表者名
      宇野宏幸ほか(編)(分担執筆:赤木和重)
    • 総ページ数
      156
    • 出版者
      金子書房
    • ISBN
      4760834214
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [図書] 中学・高校教師になるための教育心理学 第4版2020

    • 著者名/発表者名
      赤木和重・心理科学研究会
    • 総ページ数
      294
    • 出版者
      有斐閣
    • ISBN
      4641281483
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] 新・育ちあう乳幼児心理学2019

    • 著者名/発表者名
      赤木和重・心理科学研究会
    • 総ページ数
      316
    • 出版者
      有斐閣
    • ISBN
      4641174512
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] 自閉症児・発達障害児の教育目標・教育評価22019

    • 著者名/発表者名
      赤木和重・三木裕和・越野和之・障害児教育の教育目標・教育評価研究会
    • 総ページ数
      136
    • 出版者
      クリエイツかもがわ
    • ISBN
      4863422687
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] 教育学年報11:教育研究の新章2019

    • 著者名/発表者名
      赤木和重・下司 晶・丸山英樹・青木栄一
    • 総ページ数
      468
    • 出版者
      世織書房
    • ISBN
      4866860073
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] 遊び・育ち・経験:子どもの世界を守る(シリーズ子どもの貧困2)2019

    • 著者名/発表者名
      赤木和重・小西祐馬・川田 学
    • 総ページ数
      352
    • 出版者
      明石書店
    • ISBN
      4750348066
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] ユーモア的即興から生まれる表現の創発:発達障害・新喜劇・ノリツッコミ2019

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 総ページ数
      196
    • 出版者
      クリエイツかもがわ
    • ISBN
      4863422520
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [図書] 教師として考えつづけるための教育心理学:多角的な視点から学校の現実を考える2018

    • 著者名/発表者名
      赤木和重・大久保智生・ 牧 郁子
    • 総ページ数
      151
    • 出版者
      ナカニシヤ出版
    • ISBN
      4779512921
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [図書] PBL事例シナリオ教育で教師を育てる:教育的事象の深い理解をめざした対話的教育方法2018

    • 著者名/発表者名
      赤木和重・山田康彦・森脇健夫・根津知佳子・中西康雅 ・大日方真史・守山沙弥加・前原裕樹
    • 総ページ数
      214
    • 出版者
      三恵社
    • ISBN
      4864879389
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [図書] 目からウロコ!驚愕と共感の自閉症スペクトラム入門2018

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 総ページ数
      143
    • 出版者
      全障研出版部
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [図書] 教職教養講座 第9巻 発達と学習2018

    • 著者名/発表者名
      子安増生・明和政子
    • 総ページ数
      266
    • 出版者
      協同出版
    • ISBN
      4319003314
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [図書] どの子にもあ~楽しかった!の毎日を:発達の視点と保育の手立てをむすぶ2017

    • 著者名/発表者名
      赤木和重・岡村由紀子・金子明子・馬飼野陽美
    • 総ページ数
      167
    • 出版者
      ひとなる書房
    • ISBN
      4894642484
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [図書] 実践、楽しんでますか?:発達保障からみた障害児者のライフステージ2017

    • 著者名/発表者名
      全国障害者問題研究会兵庫支部・木下孝司・川地亜弥子・赤木和重・河南勝
    • 総ページ数
      217
    • 出版者
      クリエイツかもがわ
    • ISBN
      4863422180
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [備考] 発達障害心理学(赤木和重)研究室

    • URL

      https://akagikazushige-1.jimdosite.com/

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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