研究課題/領域番号 |
17K02256
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
昆野 伸幸 神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (00374869)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 近代神道 / 筧克彦 / 誓之御柱 / 誓の御柱 / 国家神道 / 誓之後柱 / 筧神道 / 二荒芳徳 / 神道と社会 |
研究成果の概要 |
3年間の研究期間を通じて、主に3つの成果を得た。第一に、学習院大学図書館に所蔵されている筧文庫について調査し、筧克彦本人の自筆書き込みや線引き等を発見した。第二に、筧克彦を近代神道史上に位置付けていくうえで不可欠な、「国家神道」概念をとらえなおすために、宗教学者・村上重良氏の「国家神道」論を1960年代の時代背景から再検討した。第三に、近代における神道的観念の表象という問題意識から、「誓之御柱」建設の実態や楠木正成に関する表象について解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
筧克彦という神道思想家の思想・営為を近代の思想史のなかにきちんと位置付けるために、実証面・理論面ともに必要な作業を行ったところに、本研究の学術的意義がある。筧文庫に筧の本音をうかがうことのできる史料を発掘したことで、より筧の思想の実態に近づくことができる。また「国家神道」概念を捉えなおすことで、当該概念のバイアスから離れて、筧の思想・営為を「下から」の視点から検討することができるようになった。
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