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高等植物の形成層制御に関する分子細胞学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18657023
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 形態・構造
研究機関広島大学

研究代表者

藤江 誠  広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 助教 (20274110)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2006年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
キーワードシロイヌナズナ / 形成層 / ミオシン / GFP / 花粉管 / 細胞分裂 / タバコ培養細胞 / サイクリン / 分裂組織 / Arabisopsis / タギング
研究概要

植物の形態形成過程では多数の遺伝子が部位および時期特異的に発現している。しかし、その詳細については未解明な点が多い。現在まで取得している形成層関連の変異体候補のうち、CS36065株について、細胞増殖制御を野生株の様式と比較・検討した。原因遺伝子と考えられるMyosinXI(AtXIF)は必須遺伝子であることが、昨年度の研究で示唆されているが、その表現型への影響をシロイヌナズナ植物体の各部位を観察することで検討した。その結果、根毛では表現系の変化は認められなかった。しかし、花粉管の伸長に関与する可能性を考慮し、発芽培地の組成の検討を行った結果、花粉への影響が認められた。cs36065株では花粉の発芽率が低下し、またその伸長にも阻害が認められた。このことは、cs36065株が必須遺伝子であることの原因であると考えられる。
また、植物の形態形成に関わる遺伝子を組織的に取得するために、分裂組織で増殖中の細胞を容易に観察する実験系が必要である。GFPを増殖中の細胞でのみ特異的に発現させるために、細胞増殖関遺伝子(cycA2;al)のプロモータを利用して、GFPを植物中で発現させるプラスミドを構築した。このサイクリンのプロモーターにΩ配列を付加し、さらに発現量の増強をはかった。シロイヌナズナに導入する前段階として、タバコ培養細胞BY-2に導入し、Ω付加がGFPの発現量に与える影響について検討した。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] シロイヌナズナのミオシン遺伝子変異体の解析2007

    • 著者名/発表者名
      藤江 誠(他3名)
    • 学会等名
      日本植物形態学会
    • 発表場所
      東京理科大学
    • 年月日
      2007-09-06
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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