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JNKを介した腫瘍進展機構の解明と治療応用

研究課題

研究課題/領域番号 18659369
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関山口大学

研究代表者

青木 浩樹  山口大学, 医学部, 准教授 (60322244)

研究分担者 吉村 耕一  山口大学, 医学部, 講師 (00322248)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード癌 / 治療 / JNK
研究概要

[研究の目的と背景]
本研究の目的は、腫瘍発生モデルマウスにおけるJNK-MMP系の活性制御機構および細胞外基質破壊・腫瘍進展に果たす役割を解明し、有効な治療標的を同定することである。より具体的には、
1.腫瘍発生マウスにおける癌発生の過程において、どの時期にどの細胞においてJNK-MMP系の活性化が見られるのかを明らかにする。
2.腫瘍発生マウスにおいて腫瘍細胞が産生し、宿主細胞のJNKを活性化する因子を同定する。
3.JNK阻害、および同定されたJNK活性化因子の阻害により腫瘍発生マウスにおける腫瘍進展が抑制されるか、さらに生命予後が改善されるかを検証する。
[平成19年度の結果]
腫瘍発生進展の実験系として、ラットインスリンプロモーター(RIP)によりSV40 early regionを強制発現させたRip-Tagマウスを実験系として用いた。Rip-Tagマウスに特異的JNK阻害剤(SP600125)を投与し、vivoの腫瘍形成におけるJNKの役割を検討したところ、JNK阻害により腫瘍体積の有意な減少と、延命効果を認めた。ビーズアレイ法で摘出組織中のサイトカイン23種を網羅的に解析した結果、腫瘍発生の過程でエオタキシンが増加することを見いだした。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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