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精神治療領域におけるインフォームドコンセントに関わる熟練看護師の実践的知識

研究課題

研究課題/領域番号 18659693
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 地域・老年看護学
研究機関九州看護福祉大学

研究代表者

石原 和子  九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 特任教授 (30284714)

研究分担者 増田 安代  九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 准教授 (60300167)
徳永 淳也  九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 准教授 (30343370)
永田 俊明  九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 准教授 (00412776)
茶屋道 拓哉  九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 専任講師 (10412785)
研究期間 (年度) 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード精神治療領域 / インフォームド・コンセント / 熟練看護師 / 実践的知識 / 統合失調症
研究概要

精神治療領域におけるインフォームドコンセント(IC)に関わる熟練看護師の実践的知識について、6カテゴリー(関係性の構築、コミュニケーション、信頼性の構築、服薬の導入と協働、退院への環境調整、チームアプローチ)が前年度のグランデッドセオリーアプローチ(GTA)により抽出された。今年度調査は、当該力テゴリーに基づき質問項目を設定し、概念の妥当性、信頼性について質問紙調査により定量的に検証することが目的である。まず、内容妥当性に基づき生成された概念についてアイテムプール作成後、各力テゴリーに関連する質問紙を構成し、約100名の看護師に対する予備調査を行った。質問項目のワーディング等の再検証を行い、探索的因子分析により質問項目のconvergentおよびdiscriminant validityについて検討し、質問項目の精緻化を図った。その後、研究協力依頼に同意した精神科病床200床以上の16病院を選定し、精神科看護師713名を対象者として自記式質問紙の郵送回収による本調査を行い、535名から回答を得た(回収率約75%)。探索的因子分析により7概念(関係性の構築、コミュニケーション、信頼性の構築、服薬の導入と協働、入院体制の調整、治療計画(方針)の習熟と退院への連携、チームアプローチ)を抽出したが、各因子の因子負荷量や因子間の相関分析により、概ね妥当性は確保されているものと推察された。また、各概念領域のChronbachのα係数は、概ね0.8以上を示し、領域内の十分な内部一貫性が得られていることも示された。各領域の平均得点では、コミュニケーション、関係性の構築、服薬の導入と協働、チームアプローチの順に高く、当該領域に対する認知度・実践度が非常に高いことが明らかとなり、精神科看護領域における実践的知識として極めて重要であることが示唆された。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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