• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

高等教育におけるアニメーション産業人材育成プログラムの分析・評価とその開発

研究課題

研究課題/領域番号 18730524
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育社会学
研究機関広島大学

研究代表者

村澤 昌崇  広島大学, 高等教育研究開発センター, 准教授 (00284224)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワードアニメーション / マンガ / 人材養成 / 高等教育 / コンテンツ産業 / 人材育成 / 政策普及
研究概要

本研究は、コンテンツ産業を我が国における知識集約型産業の牽引役として位置づけ、その人材育成システムのあり方を、高等教育論的、大学評価論的、教育経済学的に考察・開発することを目的とした。具体的な研究事例はアニメーション・マンガ産業である。
今年度は、昨年度購入したアニメ・マンガ産業関連人材名簿等の資料の解析、webを利用したアンケートと個別大学へのインタビュー調査によるケーススタディを行った。資料の解析では、この分野の人材の供給源が解明されつつあり、人材の絶対数の増加・高学歴化カミ明らかになった。Webを利用したアンケートな、Webの性質や昨今のアンケート調査への抵抗感の高まり、およびシステムの不安定性から十分なデータが得られなかった。ケーススタディは、具体的には京都精華大学、東京工科大学、東京藝術大学など複数の大学を調査した。その結果、アニメ・マンガ関連学部等の設立には、母体として伝統的芸術系学部やアニメ・マンガ関連の専門学校の存在が重要である点、設立を決定づけるキーパーソンの存在(東京工科大)が重要である点などが明らかになった。さらに、設置申請時のカタカナ学部名称や大学でアニメ・マンガ関連の組織を作ることへの本質的抵抗感が審査者や政府から示されるなどの困難もあったことが明らかになった。さらに、先行する専門学校との内容的差別化に関して理想とは別に現実についての不透明感が明らかになった。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 高等教育における計量分析手法の応用(その2)-組織内合意形成の程度の分析 : ハーフィンダル係数、rwg, 級内相関係数2007

    • 著者名/発表者名
      村澤昌崇
    • 雑誌名

      大学論集(広島大学高等教育研究開発センター) 第38集

      ページ: 353-367

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] 日本の大学における祖織変容-教員組織改革と大学の機能的分化-2007

    • 著者名/発表者名
      村澤昌崇ほか4名
    • 学会等名
      日本高等教育学会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2007-05-26
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi