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学習支援ボランティアのサポートと協働学習のためのオンラインネットワークの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18730558
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 特別支援教育
研究機関神戸大学 (2007-2009)
兵庫教育大学 (2006)

研究代表者

坂本 美紀  神戸大, 人間発達環境学研究科, 准教授 (90293729)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード教育糸心理学 / 学習支援 / 連携 / 教師 / 学生ボランティア / 教育系心理学 / ボランティア
研究概要

研究代表者の転勤に伴い,新しい勤務校で,協力学生を募った。大学と教育委員会との提携に基づいて小中学校にスクールサポーターとして派遣されている学生を対象に,実態アンケートの依頼と協働学習への勧誘を行ったところ,アンケートの回収率が非常に低かった上,協働学習の参加学生を確保できなかった。やむなく今年度の研究計画を変更し,ボランティア配置校の担当教員への意識調査を実施した。まず,学生アンケートの回答のうち,現場での支援活動の実態と,彼らが体験した困難や問題点を,事業の設定,教育・研修,実践活動の調整,校内連携の4つの観点で整理した。その結果,教育研修,実践活動の調整ともに十分でなく,打合せがあっても予定を話す程度で,教師との協議やスーパービジョンの場になっていない事例が大半であること等,学生の活用を支える基本的条件が十分でない実態が明らかになった。この結果を元に,教員インタビューの質問項目を設定した。提携先の教育委員会からの許可を待ち,冬休みから3学期にかけて配置校を訪問し,学生の活動内容や,学生活用を支える条件の実態,学生および派遣元の大学,派遣コーディネーターへの要望について,担当教員等から意見を聴取した。インタビューの模様は,許可を得て録音した。録音記録は現在分析中である。結果の概要を以下に示す。活動記録が単なる提出・保管用で,一方通行となっている学校が大半であること,打合せが最小限であること,指導機会の不足を認識している担当者もいることが明らかになった。学生の活用に対する要望として,活動スケジュールなど派遣された学生に対する要望,制度や派遣元の大学での人選に対する要望を採取することが出来た。得られた結果のうち,学生のデータをH19年度の学会で発表した他,本年度の主要な成果である教員インタビューの結果を,H20年度の学会で発表予定である。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 学外援資源と学校との連携(2):ボランティアの受け入れ体制2008

    • 著者名/発表者名
      坂本 美紀
    • 雑誌名

      日本発達心理学会第19回大会論文集

      ページ: 621-621

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 学校ボランティアが体験する困難:学外援助資源と学校との連携2007

    • 著者名/発表者名
      坂本 美紀
    • 雑誌名

      日本心理学会第71回大会発表論文集

      ページ: 1179-1179

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 学外の援助資源を含む校内支援体制 : 支援者が感じた課題2007

    • 著者名/発表者名
      坂本 美紀
    • 雑誌名

      日本発達心理学会第18回大会論文集

      ページ: 256-256

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 学校ボランティアが体験する困難 : 学外援助資源と学校との連携2007

    • 著者名/発表者名
      坂本 美紀
    • 雑誌名

      日本心理学会第71回大会発表論文集 (印刷中)

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] 学外援助資源と学校との連携(2):ボランティアの受け入れ体制2008

    • 著者名/発表者名
      坂本 美紀
    • 学会等名
      日本発達心理学会第19回大会
    • 発表場所
      大阪国際会議場
    • 年月日
      2008-03-21
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 学校ボランティアが体験する困難:学外援助資源と学校との連携2007

    • 著者名/発表者名
      坂本 美紀
    • 学会等名
      日本心理学会第71回大会
    • 発表場所
      東洋大学
    • 年月日
      2007-09-19
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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