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音声字幕システムとノートテイクを統合した聴覚障害学生の語学学習支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18730560
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 特別支援教育
研究機関愛媛大学

研究代表者

苅田 知則  愛媛大学, 教育学部, 准教授 (40363189)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワード聴覚障害学生 / 語学学習支援 / 音声認識ソフト / タッチパネル / 教育工学 / 聴覚障害 / 語学学習システム / 情報保障 / 支援機器開発
研究概要

本研究では,高等教育機関の英会話の授業において,聴覚障がい学生の情報保障として利用可能なシステムを試作・改良することを目的とした。平成19年度は,平成18年度に行った第1次試作機の改良をベースに,第2次試作機を試作した。第2次試作機は,(1)「学生の近くまで近寄って授業をしたい,健聴学生にはヒアリング指導を重視したい」という英会話担当講師のニーズを満たし,(2)「即応が求められる場面では従来のノートテイクを併用したい」という聴覚障がい学生のニーズを満たすために,IEEE 802.11gに準拠した無線LANを介して3台のノートパソコンでデータの送受信を行うシステムとした。講師用PCは,講師の発話をテキスト化し,ノートテイカー用PCと聴覚障がい学生用PCにテキストデータを送信する役割を担う。そのため,音声認識ソフトウエア(ScanSoft社製「Dragon Naturally Speaking Professional 2005」)と,ノートテイク専用ソフト「まあちゃん」をインストールした。ノートテイカー用PCは,(1)講師や受講生の言動・反応を文字化する,(2)講師用ノートパソコンで変換されたテキストデータを修正する,という2つの作業を担った。テキスト編集用にノートテイク専用ソフト「まあちゃん」を用いるとともに,キーボードに不慣れなノートテイカーが容易に文字化することができるよう,タッチパネル(ワコム社製液晶ペンタブレット「DTI-520Uモデル」)と用いた。聴覚障がい学生用PCには,ノートテイク専用ソフト「まあちゃん」をインストールすることで,講師用パソコンで変換されたテキストデータと,ノートテイカー用パソコンで入力されたテキストデータ,及び手書き入力された画像データを一つの画面に統合する機能を搭載した。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007 2006 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 音声認識ソフトを用いた聴覚障がい学生の語学学習支援2006

    • 著者名/発表者名
      苅田知則, 原田美藤, 鈴江毅, 万波俊文, 實成文彦
    • 雑誌名

      学校保健研究 48 Suppl.

      ページ: 346-347

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] 音声認識ソフトとタッチパネルを用いた聴覚障がい学生の語学学習支援システム2007

    • 著者名/発表者名
      苅田知則
    • 学会等名
      ヒューマンインタフェース学会
    • 発表場所
      工学院大学
    • 年月日
      2007-09-05
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://karilab.ed.ehime-u.ac.jp/

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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