研究課題/領域番号 |
18K18900
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分23:建築学およびその関連分野
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
平山 洋介 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70212173)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 超高齢社会 / 持ち家社会 / 住宅資産 / 遺産相続 / 社会階層 / 付加住宅 / 家賃収入 / 空き家 / 住宅相続 / 持ち家 / 世代間関係 / 住宅政策 / 生前贈与 / 住宅市場 / 相続 |
研究成果の概要 |
超高齢社会を形成し、高齢者人口がさらに増大する日本において、住宅事情の将来を展望しようとするとき、重要なのは、遺産相続による持ち家ストックの世代間移転がどのような役割を果たすのかを知ることである。人口高齢化にともなう死亡の増大、高齢者の高い持ち家率、少子化による兄弟姉妹の減少によって、住宅相続は大幅に増える。しかし、この住宅相続についての既往研究はほとんどなく、そのおおまかな実態さえつかめていないのが現状である。本研究は、住宅相続の実態を理論と実証の双方から検討し、その階層化にとくに注目するところから、住宅事情を形づくる新しいメカニズムの形成を指摘した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢・持ち家社会のなかで、住宅相続が増え、住宅事情に影響する重要な因子になるにもかかわらず、その実態はほとんどわかっていない。相続された住宅は、相続した個人とその世帯にとって、「居住用住宅」として役立ち、「賃貸住宅」として貸しだすことで家賃収入を生み、さらに、「住宅資産」の蓄積に寄与する一方、「空き家」化したままで、管理負担をもたらす場合がある。この研究は、相続住宅のあり方が一様ではなく、階層化している実態を解明し、住宅事情の変化に関する新たなメカニズムの形成を理論的・実証的に指摘した点に学術上の意義を有し、住宅相続のインパクトをふまえた政策形成の必要を示した点で社会的な意義をもつ。
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