研究課題/領域番号 |
19203030
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
浦 光博 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 教授 (90231183)
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研究分担者 |
高谷 紀夫 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 教授 (70154789)
市橋 勝 広島大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (10223108)
坂田 桐子 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 教授 (00235152)
入戸野 宏 (人戸野 宏) 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 准教授 (20304371)
礒部 智加衣 千葉大学, 文学部, 准教授 (20420507)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
26,130千円 (直接経費: 20,100千円、間接経費: 6,030千円)
2010年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2009年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2008年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2007年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | 社会的痛み / 排斥 / 拒絶 / 重層性 / 社会構造的要因 / 神経メカニズム / ERP / 皺眉筋 / 選択されないこと / 時間的距離 / rVLPFC / 情動制御 / 社会的格差 / 神経科学 / fMRI / NIRS / 公正なる世界観 / 制度への信頼 / ハイメインテナンス相互作用 / 経済的階層 / 一般的信頼 / ストレスフルイベント / 自尊心 / 文化的自己観 / 経済的格差 / 自己コントロール / 全帯状回 / 背内側前頭前野 |
研究概要 |
本研究では大きく次の4点が明らかとなった。(1)被排斥経験のインパクト評価には個人の過去経験を反映する心理社会的資源が影響し,インパクト制御には未来への志向性を反映する心理社会的資源が影響する。(2)他者から選択される相対的な頻度が他のメンバーと等しい場合であっても,他者から選択されないことはネガティブに知覚される。(3)公正なる世界観が個人の排斥傾向に及ぼす影響は,社会制度への信頼,制度についての知識の程度によって調整される。(4)社会経済的な地位が他者への信頼に及ぼす影響は,地域の経済的格差の程度によって調整される。
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