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金融政策の企業間信用経路とそのミクロ的基礎

研究課題

研究課題/領域番号 19653029
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 財政学・金融論
研究機関神戸大学 (2009)
和歌山大学 (2007-2008)

研究代表者

内田 浩史  神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (60294295)

研究期間 (年度) 2007 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2009年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2008年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード企業間信用 / 金融政策 / ミクロ的基礎 / 貸出技術
研究概要

本年度の研究として、まず継続して執筆中の展望論文については、新たに多くの研究が世界各国で発表されたため、昨年度までに執筆した原稿を元にして、これらの論文の成果を反映する形で改訂を行った。また、一つの論文としてはページ数が過大になったため、「企業間信用の機能」および「企業間信用と実体経済」という二つの展望論文として取りまとめた。これらの論文についてはコンファレンスでの発表を行うと共に、展望論文ではあるが学術雑誌への投稿を考慮に入れて発表媒体を検討している。
日本経済研究所の大企業パネルデータを用いた分析については、企業間信用の時系列的な動き、関連会社との間の企業間信用とそれ以外の企業間信用の動き、および企業間信用における売り手・買い手間リレーションシップの重要性などを分析している。興味深い結果はまだ得られていないが、引き続き研究を継続する予定である。
これらとは別に、経済産業研究所を通じて利用可能となった企業間信用の実態に関する詳細なアンケート調査結果を用いて、企業間信用が用いられる理由についての研究を行った(一橋大学植杉威一郎准教授との共同研究)。この研究では、データの制約から既存研究では十分に明らかにされていなかった企業間信用のメカニズムを明らかにすることができている。その成果はすでに論文に取りまとめ、国際学会での発表を終えた。今後はさらに論文を精緻化して、学術雑誌への投稿のための準備を行っている。

報告書

(3件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 企業間信用の経済分析2010

    • 著者名/発表者名
      内田浩史
    • 学会等名
      金融・行動翻学研究のフロンティア
    • 発表場所
      ブリーゼプラザ(大阪府)
    • 年月日
      2010-03-25
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] You Buy and Borrow and They Sell and Lend : Analysis of Trade Credit with Matched Data2009

    • 著者名/発表者名
      Hirofumi Uchida, Iichiro Uesugi
    • 学会等名
      The 22nd Annual Australasian Finance and Banking Conference
    • 発表場所
      Shangri-La Hotel in Sydney(オーストラリア)
    • 年月日
      2009-12-17
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www.b.kobe-u.ac.jp/~uchida

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

URL: 

公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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