研究課題/領域番号 |
21242023
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 奈良大学 |
研究代表者 |
角谷 常子 奈良大学, 文学部, 教授 (00280032)
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研究分担者 |
冨谷 至 京都大学, 人文学研究所, 教授 (70127108)
藤田 高夫 関西大学, 文学部, 教授 (90298836)
關尾 史郎 (関尾 史郎) 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (70179331)
鷹取 祐司 立命館大学, 文学部, 教授 (60434700)
寺崎 保広 奈良大学, 文学部, 教授 (70163912)
舘野 和己 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (70171725)
渡辺 晃宏 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部<平城地区>, 室長 (30212319)
李 成市 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30242374)
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連携研究者 |
市 大樹 大阪大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (00343004)
馬場 基 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部史料室, 主任研究員 (70332195)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
40,170千円 (直接経費: 30,900千円、間接経費: 9,270千円)
2013年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2012年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2011年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2010年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2009年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 木簡 / 東アジア / 紙木併用 / 簡牘 / 文書行政 |
研究概要 |
成果としてまず挙げられるのは、直接的類似点のないものと比較研究する新たな視点・視覚を提示したことである。具体的には口頭伝達、視覚機能、書写文化、文書作成の厳格さなどである。これらの点について、自国に「ない」理由を問うことによって、これまで注意されなかった問題が浮き彫りになり、そこからより本質的な特徴が見えてくることを示した。もう一つは中国簡牘研究者が日本・韓国木簡へ、日本・韓国木簡研究者が中国簡牘へ、注意を向ける第一歩を踏み出せたことである。日本・韓国木簡と中国簡牘は、その使用年代が大きく隔たるため類似点が乏しく、研究者の関心も低かったが、時代的懸隔は乗り越えられることを示した。
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