研究課題/領域番号 |
21540389
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
高根 美武 広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 教授 (40254388)
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研究協力者 |
井村 健一郎 広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 助教 (90391870)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 完全透過チャネル / アンダーソン局在 / 量子細線 / 完全伝導チャネル / グラフェンナノリボン |
研究概要 |
ジグザグ端グラフェン・ナノリボンでは,不純物等による乱れがあっても後方散乱無しで電子を完全透過させる完全透過チャネルが発現するためアンダーソン局在が生じない.この様な特徴を持つナノリボン系における電気伝導の性質を明らかにすることを目的として研究を進めた.結果として,電気伝導の統計的な振る舞いはチャネル数が非対称なユニタリ普遍クラスによって記述されることを明らかにした.また,ナノリボン系における完全伝導チャネルは位相緩和に対して極めて頑健であることを示した.
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