研究課題
若手研究(B)
生体内の糖鎖は複数の遺伝子産物の協調作業により生合成されるため、細胞の生理的環境の変化を受け容易に変化する。細胞レベルにおけるこれらの微細な変化の蓄積は、老化の過程においても重要な一面を担うと考えられ、種々のバイオマーカー開発の標的としても興味深い。本研究では、抗加齢医学の実践に欠くことのできない加齢マーカーとしての糖鎖の可能性を検証するため、キャピラリー電気泳動(CE)を用いてラット血清糖タンパク質糖鎖の加齢に伴う変化を追跡した。また、メタボリックシンドロームモデル作製用に高脂肪食で飼育したラットの加齢及び食環境の違いが血清糖鎖プロファイルに及ぼす変化を明らかにした。
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