研究課題/領域番号 |
22300127
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経・筋肉生理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
姜 英男 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (50177755)
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研究分担者 |
豊田 博紀 大阪大学, 大学院歯学研究科, 准教授 (00432451)
佐藤 元 大阪大学, 大学院歯学研究科, 助教 (10432452)
齋藤 充 大阪大学, 大学院歯学研究科, 講師 (50347770)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2011年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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キーワード | 三叉神経運動ニューロン / 漏洩Kチャネル / NO / 序列動員 / α運動ニューロン / γ運動ニューロン / 漏洩カリウムチャネル / サイズの原理 / 等尺性収縮 / 三叉神経 / 閉口筋 / 運動ニューロン / TASKチャネル / 一酸化窒素 / 入力抵抗 / 三叉神経運動核 / 等尺性筋収縮 |
研究概要 |
三叉神経運動核閉口筋支配領域の運動ニューロン(MN)では、TASK1及びTASK3がMNの細胞体と樹状突起にそれぞれ相補的に発現しており、TASK1の発現量は大型MNの方が大きいため、入力抵抗が小さく、静止膜電位もより過分極にあった。さらに、PKG活性化によりTASK1は増強されるがTASK3は抑圧された。PKG活性化による入力抵抗の減少及び静止膜電位の過分極化は小型MNほど顕著であった。また、αMNの細胞径分布は二峰性を示し、小型αMN群はγMN群の細胞径分布とほぼ同じであった。こうした所見は閉口運動における運動単位の序列動員の分子細胞基盤を与えるものである。
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