研究課題/領域番号 |
22520134
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
伊東 多佳子 富山大学, 芸術文化学部, 准教授 (00300111)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 環境美学 / 環境芸術 / 美学 / 芸術学 / 芸術論 |
研究概要 |
境芸術は自然環境を主題にして成立してきた。しかしそこで扱われるのは、西洋哲学の伝統的な自然観ではもはや捉えきれない複雑な現代の自然環境である。未曾有の速度と規模で現在も進行している環境の悪化が示すことは、自然がもはや調和と秩序の中で循環する存在ではなく、死すべき運命の中に歴史を持つ人間と同じように、不可逆的な時間のうちに歴史を有する存在だということである。本研究は、英国の環境芸術の中に表現された現代の自然環境の考察を通じて、自然の歴史化と環境芸術におけるnarrativeなものを明らかにした。
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