研究課題/領域番号 |
22580121
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物生産化学・生物有機化学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
荒川 賢治 広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 准教授 (80346527)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 放線菌 / ポリケチド / 生合成 / ピロロキノリンキノン / 制御遺伝子 / オートレギュレーター / 転写活性化因子 / ゲノムマイニング / アゾキシアルケン / ケト還元酵素 / ポリエンマクロライド / ブテノライド |
研究概要 |
放線菌Streptomyces rochei7434AN4株が生産する2つのポリケチド抗生物質ランカサイジン(LC), ランカマイシン(LM) の生合成および制御システムの包括的解析を行った。LM生合成クラスターにコードされたII型チオエステラーゼ遺伝子lkmEの遺伝子破壊株は、15-nor-LM誘導体を蓄積した。これにより、LkmEは誤って導入されたLMスターター基質を加水分解する役割をもつことが示唆された。また、LC,LM生産を誘導するシグナル分子SRBを培養液160リットルから単離し、化学合成を組み合わせて構造決定を行った。またSARP型転写活性化因子srrY がもうひとつのSARP遺伝子srrZのプロモーター上流に結合することを明らかにし、これによりLM生合成の活性化機構が解明できた。
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