研究課題/領域番号 |
22730544
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 広島大学 (2013) 兵庫教育大学 (2010-2012) |
研究代表者 |
清水 寿代 (岡村 寿代) 広島大学, 教育学研究科(研究院), 講師 (90508326)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 実行機能 / 社会的スキル / 問題行動 / 幼児 |
研究概要 |
問題行動を示す幼児は,社会的スキルの知識はあるものの,それを実行することができないという実行欠如の問題が指摘されているにもかかわらず,実行機能と社会的スキル及び問題行動との関連は検討されてこなかった。本研究では,実行機能と社会的スキルが関わって問題行動が生起するプロセスを検討した。 その結果,実行機能が社会的スキルと問題行動を調整する機能をもっていることが示された。特に,抑制制御は,社会的スキルの下位尺度のすべてと関わって,攻撃行動に影響を及ぼしていることが示された。このことから,幼児の問題行動は社会的スキルの不足に加え,抑制制御の低さが関連していることが示唆された。
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