研究課題
若手研究(B)
高強度鋼の"軟質溶接継手"による疲労強度向上法の提示を目的とし,切欠き感度,軟質化の程度がその継手部の疲労強度に及ぼす影響について疲労実験,溶接部の応力集中を評価可能な有限要素法による応力解析,並びに他の溶接継手部を対象とした既往の疲労試験結果との比較を通じて, 500MPa級の高強度鋼材を用いた軟質溶接継手部の疲労強度は等質継手と同程度以上として扱える可能性があるが, 800MPa級の高強度鋼を用いた軟質溶接継手では軟質化を行う上での条件を設定する必要があることを示した.
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鋼構造論文集
巻: 第69号 ページ: 33-40
130004955763