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骨組織による神経を介したリンパ球分化増殖制御機構の解明

公募研究

研究領域多方向かつ段階的に進行する細胞分化における運命決定メカニズムの解明
研究課題/領域番号 23118517
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関神戸大学

研究代表者

片山 義雄  神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (80397885)

研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2013-03-31
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
2012年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2011年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
キーワード骨細胞 / 脂肪 / リンパ球 / リンパ球相血 / 造血微小環境 / 神経
研究実績の概要

骨組織内骨細胞の選択的破壊モデルマウスの解析により、骨とは接していない胸腺のリンパ球造血ニッチを、骨細胞が液性因子を介さず制御している構図を明らかにした。これは、正常マウスと骨細胞除去マウスの並体接合による血液循環の共有モデルで骨細胞除去マウス側のみの胸腺細胞が激減することで証明された。また、同様の機構で全身の白色脂肪の保持や、脳と協調した肝臓での正常な脂肪蓄積にも骨細胞がかかわっていることも示し、骨組織を頂点とした多臓器間ネットワークの存在が見えてきた。これは、長期臥床患者や宇宙飛行士が急速に骨粗鬆症を発症すると同時にリンパ球の数や機能の低下など免疫異常を呈する機構を一部説明していると考えられる(論文投稿中)。これらの研究は、運動不足の現代人や近未来の宇宙移住などで骨細胞への刺激が減少する状況において、骨を標的とした多臓器機能保持という新たな治療戦略を提示する根拠となると思われる。これらの表現系が神経を介したものであるかどうかについての研究も予定通り行ったが、現在のところ明らかに神経を介しているという直接的な証拠は捉えられていない。しかし、液性因子を介していない可能性が高いことから今後も神経系のメカニズムへの関与を探っていく予定である(領域総括班 池田恭治先生との共同研究)。

現在までの達成度 (段落)

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2012 実績報告書
  • 2011 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Osteocytes in the Homeostasis of Remote Organs2012

    • 著者名/発表者名
      Mari Sato
    • 学会等名
      American Society for Bone and Mineral Research 2012 Annual Meeting
    • 発表場所
      Minneapolis, U.S.A.
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [学会発表] Critical regulation of stromal-dependent lymphopoiesis by bone-buried osteocytes2011

    • 著者名/発表者名
      Mari Sato
    • 学会等名
      第73回日本血液学会学術集会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      2011-10-15
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書

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公開日: 2011-04-06   更新日: 2018-03-28  

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