研究課題/領域番号 |
23246071
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
林 正人 名古屋大学, 多元数理科学研究科, 教授 (40342836)
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研究分担者 |
小川 朋宏 電気通信大学, 情報システム学研究科, 准教授 (00323527)
松本 隆太郎 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (10334517)
石坂 智 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (10443631)
小柴 健史 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (60400800)
西村 治道 名古屋大学, 情報科学研究科, 准教授 (70433323)
渡辺 峻 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 助教 (70546910)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
48,620千円 (直接経費: 37,400千円、間接経費: 11,220千円)
2015年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2014年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2013年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2012年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2011年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
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キーワード | 量子情報 / 情報理論的安全性 / 秘匿依頼計算 / 安全性評価 / 有限長評価 / ハッシュ関数 / 秘匿性増強 / 測定型量子計算 / 精度保証 / 盗聴通信路モデル / ネットワーク符号 / エンタングル状態 / 局所ユニタリ / エンタングル状態変換 / 秘匿情報検索 / 量子対話型証明系 / 量子秘密分散 / 量子ブラインド計算 / アンシラ駆動測定型 / 認証 / 状態変換 / )量子セキュリティ / マルチユーザ型ネットワーク / レニーエントロピー / 量子対話型証明 / 縮約密度行列 / スワップ操作 / 通信路 resolvability / 盗聴通信路 / 放送型通信路 / ユニバーサル符号 / 量子ネットワーク符号 / 汎用ブラインド計算 |
研究成果の概要 |
本研究では,ユーザが複数存在するネットワークにおける量子通信技術について研究を行った.特に,従来技術が苦手とする情報理論的な秘匿性について,量子通信技術をベースに研究した.情報理論的安全性を実現するには多くの場合、秘匿性増強とよばれる情報処理を符号を用いて行うが,先行研究では,1つの符号の長さの有限性を考慮した安全性評価は不十分であったため,それを明らかにした.さらに,秘匿性を保持した形で計算を依頼する秘匿依頼計算についても情報理論的安全性の枠組みで研究し,測定型量子計算の枠組みで具体的な手法を提案し,その計算結果の正しさを保証する枠組みを与えた.
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