研究課題/領域番号 |
23330156
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
毛利 嘉孝 東京藝術大学, 音楽学部, 准教授 (70304821)
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研究分担者 |
伊藤 守 早稲田大学, 教育総合科学学術院, 教授 (30232474)
田嶋 淳子 法政大学, 社会学部, 教授 (20255152)
林 香里 東京大学, 大学院・情報学環学際情報学府, 教授 (40292784)
塩原 良和 慶應義塾大学, 法学部, 教授 (80411693)
清水 知子 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 専任講師 (00334847)
イシ アンジェロ 武蔵大学, 社会学部, 教授 (20386353)
岩渕 功一 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (10327728)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2013年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2012年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2011年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 社会学 / メディア / 公共性 / 多文化主義 / 市民権 / グローバリゼーション / 文化的市民権 / 在日外国人 / 文化 |
研究概要 |
本格的な多文化社会の到来を前にどのようなメディアの公共性が可能なのか。「文化的市民権」という概念を用いて検討しようとした。結論は以下の5点にまとめられる。(1)マスメディア,特にテレビを中心としたメディアにおける在日外国人の表象は一定程度見られるが、芸能人やスポーツ選手に偏っており、一般的外国人の表象限定的である。(2)在日コリアンや在日中国人の表象はほとんどなく、差別的言説も少なくない。(3)在日外国人は視聴者として意識されていない。(4)独立系映画の中に豊かで多様な在日外国人の表象を見ることができる。(5)日本で「文化的市民権」という概念が根付くのには時間がかかるだろう。
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