研究課題/領域番号 |
23340158
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
長谷川 卓 金沢大学, 自然システム学系, 教授 (50272943)
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研究分担者 |
沢田 健 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (20333594)
森下 知晃 金沢大学, 自然システム学系, 教授 (80334746)
福士 圭介 金沢大学, 環日本海域環境研究センター, 助教 (90444207)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
20,280千円 (直接経費: 15,600千円、間接経費: 4,680千円)
2013年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2012年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2011年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | 海洋無酸素事変 / OAE2 / バイオマーカー / 古環境 / 環境変動 / 白亜紀 / 蝦夷層群 / 国際情報交換 / 白亜系 / OAE / 炭素同位体比 / 地質学 / OAE / セニマニアン / チューロニアン / セノマニアン / OAE2 |
研究概要 |
白亜紀セノマニアン/チューロニアン階境界付近に生じた海洋無酸素事変(OAE2)は,海底下で広範囲に有機物が埋没すると同時に,炭素循環の激変に伴う大規模な気候変動が生じた時期として知られる.北海道では他地域ではなしえない高解像度の研究が可能だが,近年,わずか2万年の期間に強い環境変化が生じていた可能性が示唆された.本研究ではその環境変動(NSP)について,バイオマーカー(有機分子化石)分析,特に陸上高等植物由来分子の個別分子炭素同位体比について調査した.その結果,NSPに連動して陸上植物組成に一定の変化が見られ,OAE2期間,東アジアの陸域で短期的な気候変動が生じていたことが示された.
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