研究課題/領域番号 |
23520475
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
首藤 佐智子 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (90409574)
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連携研究者 |
原田 康也 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (80189711)
武黒 麻紀子 早稲田大学, 法学学術院, 准教授 (80434223)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 語用論 / 前提 / 操作 / ポライトネス / フェイス威嚇 / 前提操作 / 客観化 / 制約 / フェイス / 語用論的制約 / 間主観性 / 問題表現 / 国際研究者交流 |
研究成果の概要 |
本研究では、前提を伴う言語形式の運用のしくみを明らかにすることを目的として、近年問題視されている表現をとりまく言語現象を考察した。研究成果として特筆できるのは、ポライトネス効果を狙った語用論的制約の操作使用の結果、意味が客観化するという現象を指摘することができたことである。これはポライトネスが意図された語用論的制約操作が行われた場合に、その意図が形骸化するという社会言語学的パラドックスが存在することを示唆する。この現象のモデルとして扱った「残念な」に関する分析は、「日本語語用論フォーラム」の第1号(2015年刊行予定)に掲載される予定である。
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