研究課題/領域番号 |
23530370
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
岡本 章 岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (10294399)
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研究分担者 |
乃村 能成 岡山大学, 大学院自然科学研究科, 准教授 (70274496)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 少子高齢化 / 人口減少 / 児童手当 / 年金改革 / パレート改善 / シミュレーション分析 / シルバー民主主義 / 政治的実現可能性 / 少子化対策 / 子育て支援 / ライフサイクル一般均衡モデル / 消費税 / 年金制度 / 人口内生化モデル / 重複世代モデル / 世代重複モデル / ライフサイクルモデル / 二重の負担 / 税制改革 / 一般均衡分析 |
研究成果の概要 |
現在、わが国では少子高齢化・人口減少が急速に進展しており、この傾向は今後も続くと予測されている。本研究課題では、将来の人口動態がモデルにおいて内生的に決まるように拡張されたシミュレーション・モデルを用いて、育児支援などの少子化対策の影響について定量的な分析を行った。分析の結果、育児支援促進政策は、(適切な資金移転を行うことにより)全ての世代の厚生を高めることができ、長期的な観点から望ましいことが示された。しかしながら、わが国の現行の選挙制度の下では、育児支援促進政策の実施が難しいことが示され、度々「シルバー民主主義」と批判される状況を反映する結果が得られた。
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