研究課題
基盤研究(C)
チュニジアから単離した菌株(Shr3株)は、既知のどの菌とも16S rRNA遺伝子の相同性が最大82%しかない好気性の細菌である。これに近縁な環境細菌2種と合わせた3株について、生理生化学的特性を明らかにし、その系統進化と生物地理に関する知見を得るために、様々な実験や分析を行い、データ収集・解析を行った。その結果、Shr3 がProteobacteria門に帰属する既知の菌群とは系統的に異なる非常に高いレベルの新規分類群であることを確認し、Shr3株を英国微生物菌株保存機関 NCIMB に寄託した。環境細菌2種についても、新規分類群であることを確認し、Shr3と併せて学術論文として発表した。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)
Antarctic Science
巻: 25 ページ: 219-228
Geoscience Frontiers
巻: 4 (2012, online) ページ: 633-646
巻: (in press) 号: 6 ページ: 633-646
10.1016/j.gsf.2012.11.002