研究課題
挑戦的萌芽研究
アラインに中性求核剤を作用させ発生できる双性イオンを,アルキニルブロミドやパーフルオロアリールブロミドで捕捉する多成分連結反応の開発に成功した.反応は,双性イオンのアリールアニオン部位と有機臭素化物の臭素部位との超原子価アート錯体形成により進行する.中性求核剤としては,イソシアニドや THF,オキセタンなどの環状エーテルが利用可能であり,オキセタンから得られる生成物を用いた生理活性分子の全合成も達成した.
すべて 2011 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)
Angew. Chem. Int. Ed
巻: 50 ページ: 9676-9679
Angew. Chem. Int. Ed.
巻: 50 号: 41 ページ: 9676-9679
10.1002/anie.201104858
http://home.hiroshima-u.ac.jp/ktlab/Top/Top.html