研究課題/領域番号 |
23659119
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
園山 慶 北海道大学, 大学院・農学研究院, 准教授 (90241364)
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研究分担者 |
坪田 敏男 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 教授 (10207441)
滝口 満喜 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 教授 (70261336)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 冬眠 / 腸内細菌叢 / 腸粘膜バリア / 上皮細胞 / シリアンハムスター / 消化管 / ツキノワグマ |
研究概要 |
冬眠動物における腸内細菌の制御と腸粘膜バリアについて解析した。シリアンハムスターの冬眠個体では小腸管腔内の分泌抗体濃度が高く、感染防御に貢献している可能性が考えられた。実際、冬眠ハムスターでは腸間膜リンパ節への細菌の移行は認められなかった。また免疫組織におけるリンパ球プロファイルの解析の結果、冬眠期においても消化管粘膜における感染防御機能および免疫制御機能が維持されていると推察された。さらに、冬眠ハムスターの小腸粘膜上皮における細胞更新が著しく遅滞しており、それにより細胞寿命の延長にともなう細胞老化が生じていることが推察された。
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