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リンホシスチスウイルス感染による宿主細胞の肥大化機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23780195
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 水産学一般
研究機関愛媛大学

研究代表者

北村 真一  愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 准教授 (40448379)

連携研究者 仲山 慶  愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 助教 (80380286)
研究期間 (年度) 2011 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワードリンホシスチス病 / リンホシスチスウイルス
研究概要

リンホシスチス病は,ヒラメ養殖に甚大な被害をもたらしている.本病は最も古くから知られている魚類ウイルス病にも関わらず,その発症機構については不明な点が多い.本研究では,ヒラメにリンホシスチスウイルス(LCDV)を実験感染し,宿主魚類の遺伝子発現変化を経時的に調べ本症の発生機構を考察した.ウイルス感染後0,1,3,7,14,21,28,42および56日目(dpi)にそれぞれの区から5個体ずつ実験魚をサンプリングした.ヒラメの遺伝子発現量変化は,マイクロアレイ実験で調べた.その結果,28dpiまでは,ほとんどの遺伝子で発現量変化は認められなかった.しかしながら,42dpiでは,900個以上の遺伝子において発現量変化が観察された.これらのほとんどは発現が抑制されており,特にアポトーシス誘導および細胞周期調節に関連する遺伝子群の発現が抑制されていた.本研究で得られた遺伝子発現変化は,DNA腫瘍ウイルスに感染した宿主のものと酷似していたことから,リンホシスチス細胞の形成は腫瘍形成と類似した機構によるものと考えられた.

報告書

(3件)
  • 2012 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2011 実施状況報告書

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公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

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